メーザーライブラリー記念館/旧館 1/2 「メーザーライブラリー」——その名の由来
写真で見る立教いま?むかし
2021/11/15
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OVERVIEW
メーザーライブラリー記念館?旧館は、大学の池袋移転時に建設されたレンガ校舎(1919年5月31日に落成式開催)の一つで、1階が事務所、2階が図書館として建てられました。
建設にあたっては、米国聖公会のサミュエル?メーザー(Samuel Mather)氏から、長年外国伝道を後援してきた父、サミュエル?リビングストン?メーザー(Samuel Livingston Mather)氏を記念して寄付がなされていたことから、図書館は、“The Samuel Livingston Mather Memorial Library”と呼ばれました。
1923年の関東大震災では、旧館も、チャペルや本館と共に大きな被害を受け、建て直しに近い修復工事がなされました。その際、他のレンガ校舎と同様、屋根の造形が、切妻屋根から寄棟屋根へと変更され、2階の南北の窓が少し小さくなりました。なお、震災後の修復にあたってもメーザー氏からの寄付があり、旧館入口の上部には、“MATHER LIBRARY”のプレートが設置されました。
1923年の関東大震災では、旧館も、チャペルや本館と共に大きな被害を受け、建て直しに近い修復工事がなされました。その際、他のレンガ校舎と同様、屋根の造形が、切妻屋根から寄棟屋根へと変更され、2階の南北の窓が少し小さくなりました。なお、震災後の修復にあたってもメーザー氏からの寄付があり、旧館入口の上部には、“MATHER LIBRARY”のプレートが設置されました。
左:関東大震災直後の外観(西側)(ブランスタッド文書)/中央:関東大震災後の修復工事の様子(ブランスタッド文書)/右:メーザー氏の来学を報じた『立教大学新聞』の記事(1925年5月15日)
入口上部のプレート[2015年4月撮影]
右側が旧館の寄棟屋根[2014年4月撮影]
※本記事は季刊「立教」257号(2021年7月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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