観光学部を選んだ理由
学部別在学生インタビュー(大学案内2024)
2023/05/18
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
観光学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。
観光学部観光学科4年次 田神 沙羅さん(鹿児島県 池田学園池田高等学校)
■学科での学びをとおして得たもの
観光分野は、想像以上に多くの人々が関わり合い成り立っていると共に、さまざまな問題や課題を抱えていることがわかりました。例えば、観光地に住んでいる人々の視点から見ると、地域経済が潤うプラスの面が大きいと考えられていますが、その一方でゴミのポイ捨てや公共交通機関の混雑、私有地への侵入といった弊害も生じています。「オーバーツーリズム?観光公害」と言われるマイナスの面についても考えるようになり、単に観光誘致を行うだけでなく、課題に対処しつつ持続可能な産業構造を追求していく必要があると学びました。
■研究テーマ
卒業論文では私の地元である鹿児島について研究しています。鹿児島には豊富な温泉や地産地消の美味しい食べ物、文化、歴史といった観光資源になり得る魅力が多くありますが、鹿児島の観光の課題点として一番に「認知度の低さ」が挙げられると考えています。そこで県内と県外の人の鹿児島県に対する認知の差異を調べ、生じているギャップをどのように近づけ認知度を上げていくのかをテーマとして研究を進めるつもりです。
■卒業後の進路
地元のテレビ局でアナウンサーとして内定をいただきました。県民の方々との距離が近い地方局のアナウンサーにとって、さまざまな立場の人の目線に立ち、利点や問題、何を感じているのかを考え寄り添うことが責務だと思っています。本学科で学んだ知識や思考回路は、鹿児島の魅力を発掘?発信し続け、県民の方々の気持ちや立場に寄り添ったアナウンサーになるために必ず生きてくるはず。観光を学んだからこその視点で、県内外の人々へ魅力を広めていきたいです。
観光分野は、想像以上に多くの人々が関わり合い成り立っていると共に、さまざまな問題や課題を抱えていることがわかりました。例えば、観光地に住んでいる人々の視点から見ると、地域経済が潤うプラスの面が大きいと考えられていますが、その一方でゴミのポイ捨てや公共交通機関の混雑、私有地への侵入といった弊害も生じています。「オーバーツーリズム?観光公害」と言われるマイナスの面についても考えるようになり、単に観光誘致を行うだけでなく、課題に対処しつつ持続可能な産業構造を追求していく必要があると学びました。
■研究テーマ
卒業論文では私の地元である鹿児島について研究しています。鹿児島には豊富な温泉や地産地消の美味しい食べ物、文化、歴史といった観光資源になり得る魅力が多くありますが、鹿児島の観光の課題点として一番に「認知度の低さ」が挙げられると考えています。そこで県内と県外の人の鹿児島県に対する認知の差異を調べ、生じているギャップをどのように近づけ認知度を上げていくのかをテーマとして研究を進めるつもりです。
■卒業後の進路
地元のテレビ局でアナウンサーとして内定をいただきました。県民の方々との距離が近い地方局のアナウンサーにとって、さまざまな立場の人の目線に立ち、利点や問題、何を感じているのかを考え寄り添うことが責務だと思っています。本学科で学んだ知識や思考回路は、鹿児島の魅力を発掘?発信し続け、県民の方々の気持ちや立場に寄り添ったアナウンサーになるために必ず生きてくるはず。観光を学んだからこその視点で、県内外の人々へ魅力を広めていきたいです。
観光学部交流文化学科4年次 七宮 浩基さん(宮城県 東北学院高等学校)
■学科での学びをとおして得たもの
幅広い角度から観光について学んだことで、他の人の意見を聞く傾聴力が養われたと感じています。同じ観光というテーマでも、別の角度で考えると新しい発見があります。他のゼミとの合同発表会で、社会学や文学からのアプローチに触れ、議論を重ねることで、自分の研究をより良いものにブラッシュアップすることができました。観光に限らずさまざまな問題に直面したとき、他者の考えに耳を傾け、より良いアイデアを生み出すことができる力が身につきました。
■おすすめの科目
「観光文学(SF)」という科目では、ファンタジー作品に登場するような島やユートピアなど、架空の場所への旅をテーマにした旅行記について学びます。『ロビンフッドの冒険』など現代にも大きな影響を与えた文学作品を振り返りながら、当時の人々が求めた旅への憧れや、そうした旅をなぜ求めたのかという点について考えを深めていきます。期末課題は、自分で架空の旅行記を書くというものでした。想像力を膨らませながら、理想の旅を綴る経験はとても印象に残っています。
■卒業後の進路
歴史にも地図にも残る、未来の人々の暮らしを支えるインフラや建物づくりに携わりたいと考え、ゼネコンへの就職を決めました。入社後は、日本のみならず海外でもさまざまな人々に親しみを持ってもらえるような場を創造したいと考えています。ほかにないオリジナルなものを提供する建設会社での業務は、発注側や関連協力会社、現場周辺の住民など、たくさんの人々との合意の上で成り立っています。本学科で養った視野の広さや傾聴力を生かして活躍したいです。
幅広い角度から観光について学んだことで、他の人の意見を聞く傾聴力が養われたと感じています。同じ観光というテーマでも、別の角度で考えると新しい発見があります。他のゼミとの合同発表会で、社会学や文学からのアプローチに触れ、議論を重ねることで、自分の研究をより良いものにブラッシュアップすることができました。観光に限らずさまざまな問題に直面したとき、他者の考えに耳を傾け、より良いアイデアを生み出すことができる力が身につきました。
■おすすめの科目
「観光文学(SF)」という科目では、ファンタジー作品に登場するような島やユートピアなど、架空の場所への旅をテーマにした旅行記について学びます。『ロビンフッドの冒険』など現代にも大きな影響を与えた文学作品を振り返りながら、当時の人々が求めた旅への憧れや、そうした旅をなぜ求めたのかという点について考えを深めていきます。期末課題は、自分で架空の旅行記を書くというものでした。想像力を膨らませながら、理想の旅を綴る経験はとても印象に残っています。
■卒業後の進路
歴史にも地図にも残る、未来の人々の暮らしを支えるインフラや建物づくりに携わりたいと考え、ゼネコンへの就職を決めました。入社後は、日本のみならず海外でもさまざまな人々に親しみを持ってもらえるような場を創造したいと考えています。ほかにないオリジナルなものを提供する建設会社での業務は、発注側や関連協力会社、現場周辺の住民など、たくさんの人々との合意の上で成り立っています。本学科で養った視野の広さや傾聴力を生かして活躍したいです。
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